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2010年10月13日 (水)

iPhone GPSロガーアプリ GPS Recorder Xを試す

手持ちのGPSロガー、HOLUX M-241の電源がすぐ落ちるという悩みを抱えています。

ただ単に、接触が悪いだけだとは思うのですが、新しいのを買おうかと、ネットでいろいろ物色し始めました。

調べれば調べるほど、M-241って悪くない機種だということを再認識させられます。

同じものを買い換えるのもしゃくなので、サイコン代わりになるようなのがいいかな、なんて考えたのですが、ふと、iPhone用のアプリはどうなのかな、って思いつきました。

iPhone用には、GPSログが採れ、加えて速度や走行距離、さらにはマップ表示を同時にできるような多機能のアプリがいろいろあります。

機能的には、iPhone1台あれば、他には何も要らないくらいなのです。

それでもiPhoneだけで済ませられないのは、なんといってもバッテリー消費の問題です。

地図を表示させたりすると、2時間も持ちません。

地図も速度も表示も要らないから、ログとりだけで、バッテリーが長持ちするアプリがあってもいいのに・・・って思いますよね。

 

ふと、思い出しました。

iPhoneって、マルチタスクになったはず。

つまり、アプリがバックグランドで動作することが可能になったので、これを利用して、バックグランドでもくもくとGPSログだけをとるようなアプリが登場しているのではないか?

探してみると、いくつかありました。

そのなかで、GPX形式のログデータの出力ができるということで、「GPS Recorder X」というアプリを試してみることにしました。

Gpsrecicon

有料だったのですが、わずか115円だったので購入。

 

近所の走行に使ってみました。

このアプリ、サイクルコンピュータ的な性格ではなく、写真やメモをGPSログと結びつけて記録するという目的のアプリです。

Img_0369

記録中の画面。下に「書きメモ」「音声メモ」「カメラ」というボタンがありますが、それぞれを行うと、どの場所の何時のものかが、GPSログと結びついて記録されます。

もちろん、走行中の速度や走行距離、現在位置の地図上表示もされますけどね。

ただ、地図表示を頻繁に書き換えると、当然に電力を消費するわけで、このアプリはこれを切るという設定ができます。

Img_0368

「Eco」とあるのがそうです。こうすれば電力消費が少なくなるということです。

ただ、そうすると地図画面にする意味がなくなります。

どうせ地図を見る必要がないのだったら、アプリをバックグランドにまわし、さらにiPhone自体をスリープ状態にしちゃえばいいかと考えますよね。

このアプリはマルチタスク対応になったばかりですが、スリープにしても記録してくれるのではないかという期待が持てるわけです。

そうすれば、電力消費が抑えられるのではないか。

ということで、一度試してみました。

 

結果です。

35km弱を、3時間強走ったのですが、バッテリーがまだ53%も残っているではありませんか。

Img_0363

たまにスリープを解除していたので、仮にずっとスリープ状態だったら3時間で45%くらいしか消費しないはずです。

ということは、満タン充電から6時間は使える計算です。

これって、結構使えるかもしれません。

また、今回、メモや写真は残さなかったのですが、走行軌跡だけでも、なかなかいろいろな見せ方をしてくれます。

上の画面から「マップを表示」を選ぶと、GoogleMapを使った走行軌跡が表示されます。

Img_0364

 

ここで「プレビュー」を選ぶと面白いです。

Img_0365

静止画なのでうまく伝わりませんが、矢印が順に描かれます。

つまり、どのように走行したかをアニメーションで示してくれるのですね。

 

「Google MAPで表示」を選択した場合も同じように、走行の軌跡がアニメーションで表示されますが、こちらはマーカーが動きます。

Img_0366

 

「パソコンへのデータ転送」というのは、生成されたファイルをメールの添付ファイルで送信するということです。

このとき、実に多くのファイルが生成されます。

Temp

gmailで受信したのでした。

このなかの、「.gpx」と「.kml」というファイルは、GPSログのファイルフォーマットを示しているので、PCで利用できる汎用的なGPSログが確かに出力されているのだろうと想像できます。

PCでも、GoogleEarthなどに軌跡を示すことができるのです。

当然、ブログでも見せることができます。

 

それ以外に、多くのファイルが生成されるのですが、そのなかに、HTMLファイルがありました。

ブラウザで開くとどうなるか、見てみたくなりますよね。

実際に開いてみると、移動経路をアニメーションで示すHTMLファイルのようです。

WEBにアップしてみました(下の画像をクリックしてみてください)。

Htmlanime

 

本来は、写真やメモをとりながらGPSログを記録するアプリなので、このHTMLファイルもそれらのメモと連携するようになるかと思うのですが、そうでなくても面白い使い方ができるかもしれません。

 

さて、この日は不調のHOLUX M-241でもログを採り、幸運にも途中で電源が落ちることはありませんでした。

GPS RecorderXとM-241の精度が比較できます。

次の画像は、両者をGoogleEarthで読み込んでみたものです。

G_earth

赤線がGPS RecorderX、黄色がM-241です。

実際の走行した道路と対比すると、GPS RecorderXはM-241よりもズレているのですが、特に丸く囲んだところが大幅に狂っています。

ちょっと、ひどすぎますね。なぜ、こんなにズレたか、よくわかりません。

 

ここ以外もズレているのですが、設定によってズレの度合いは修正できるかもしれません。

G_earth2

軌跡は、測定ポイントを直線で結んでいるわけですから、測定ポイントを細かくすればいいかもしれないのです。

ただし、頻繁に測定すれば、それだけバッテリーを消費してしまうかもしれません。

微妙なところですが、きっちり道路に沿ってなくてもいいという大雑把な考え方であれば、このくらいのズレは許容範囲かもしれません。

これまでもそうでしたから。

そうであれば、GPS RecorderXは悪くないという印象を持ちました。

とは言うものの、やはりGPSログはiPhone以外に担わせたほうがよいでしょう。iPhoneは他にもいろいろな用途に使いますから。

HOLUX M-241の問題は、単に接触の問題だけのような気がしますので、これを何とか安定的に使えるようにすることを、まずは考えるべきでしょう。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今回のGPSログ撮りの道中、何枚かデジ一眼で写真を撮りました。

GPS RecorderXで記録したGPSログからも、デジ一眼で撮った写真とリンクできるか試したかったからですが、結果的に、私のこれまでのやり方では無理のようでした。

「私のこれまでのやり方」がどのようなものかは、いつか述べたいと思いますが、せっかく撮った写真ですので、紹介したいと思います。

すべて、標準ズームレンズSMC DA 18-55mm 3.5-5.6で撮ったものです。

101011_r000

f8.0:ISO:200 1/640 18mm(35mm相当:27mm)

 


 

101011_r002

f16.0:ISO:200 1/500 18mm(35mm相当:27mm)

 

101011_r003

f16.0:ISO:200 1/200 18mm(35mm相当:27mm)

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コメント

開発元さんですか。
恐縮です。
こんなつたない解説なのに・・・
 
モバイル機器+通信+GPSには、まだまだ大きな可能性があると思いますよ。

また便利なソフトを開発されることを期待しています。

投稿: katchie | 2010年11月18日 (木) 00時20分

この度は、わかりやすく丁寧にご解説を頂き、有難うございます!
これからもお客様のお声を元に、よりよくして参ります。

お写真拝見しました。綺麗なお花ですね。

私も、よく遠出します。何気に心を癒されますね。

感謝致します。有難うございました。

投稿: Ainetmakoto: Makoto Tsurumaru | 2010年11月16日 (火) 10時19分

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