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2011年5月 3日 (火)

DLNAサーバーにあるH.264動画をAppleTVで再生したい

使う機会がほとんどないAppleTV。
その動画再生能力の高さを生かし、DLNAサーバーに置いたH.264動画をREGZAで観るために利用できないものかと考えたのですが・・・

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案の定、AppleTVを買ったものの、最近はまったく出番がありません。
届いてすぐ映画を2本買ったのみで、それ以降、買うどころかレンタルもしていません。

AppleTVのコンセプト自体は、とても面白いと思っていますし、けっして「使えない」わけではありません。

また、性能の高さも関心するところ。
あのちっぽけな体で(かつ、あの値段で)、あれだけの再生能力はけっこう凄いように感じます。
720pではありますが、重いH.264動画をWiFi環境でも軽々と再生しています(配信している映画のエンコードが優秀なこともありますが)。

この性能を生かして、わが家のDLNAサーバー・LANDISK AV HVL1-G1.0Tに置いたH.264動画をREGZAで見るのに使えないものかと考えました。

 

わが家の環境を図にすると、こんな感じ。

Haichi

有線と無線の違いこそあれ、各機器はLANで結ばれています。

機器の1つがDLNAサーバー・LANDISK AV HVL1-G1.0T で、そこにはREGZAからダビングしたMPEG2動画と、PCでエンコードしたH.264動画(MPEG4)があります。

MPEG2のほうは、ここに置くことによってREGZAはもちろんのこと、LT-H90DTVを通じてPCでも観れるようになります。

一方、H.264動画のほうは、MonsterXを使って取り込んだ動画などを、CUDAなどを使ってエンコードしているものです。

H.264に変換することで容量を小さくできますが、REGZAでは再生することはできません。

それでもあえてDLNAサーバー上に置いていたのは、いざとなったらプレステ(PS)3で再生できるからです。

PS3からはWindowsの共有フォルダ(smbプロトコル)は見れないのですが、DLNAサーバーは見れます。

とにかく、PS3のパワーはすごい。最強なのです。

デコードにパワーが必要なH.264動画でも、軽々と再生し、早送り・巻き戻し(って今でも言うのかな?)も楽々こなします。

ところが・・・
最近、PS3とREGZAの常時接続をやめてしまいました。妻の判断です。
PS3は、隣の部屋に置いたままです。
あの震災でREGZAの倒壊リスクを意識するようになったため、近くに置かないことにしたのです。もとよりわが家のプレステ3は妻のものなので、私は指を加えて見てるしかないのです。

これで、DLNAサーバーに置いたH.264動画をPS3で気軽に再生できなくなってしまいました。

そこで目に止ったのが、AppleTVなのです。
AppleTVは小さいので、邪魔者扱いされていなかった。使っていないのに・・・
じゃあ、H.264動画再生に使ってやるぞ~

 

ところで、もともとAppleTVってなんなのか?

私の理解は、

「ローカルネットワーク上のiTunesライブラリーにある動画や音楽コンテンツをテレビ(またはオーディオシステム)で鑑賞するための端末」

というもの。
AppleTV単体で映画をレンタルできたり、YouTube見れたりできますが、基本は「ローカルネットワーク上のiTunesライブラリー」の再生だと思っています。

そして、それを実現するのが、「ホームシェアリング」です。

ローカルネットワーク上では、iTunesライブラリの動画や音楽を共有して対応機器で再生できます。

わが家であれば、WindowsPCやマックのiTunesライブラリの動画や音楽を、iPhoneやiPad、そしてAppleTVで再生できます。

その際、再生機器側がどのライブラリにするかを選びます。
再生側がコンテンツを取りに行くって感じです。

Shear_2


この方法では、とにかくiTunesのライブラリのものしか再生できません。
でも、これが原則ですよね。

 

さらにもう1つ、iTunesのライブラリをAppleTVで再生する方法があります。

それが「AirPlay」です。

しかも、これを使うと、iTunesのライブラリにないものも再生できちゃう可能性があります。

AirPlayは、音楽や動画のデータ再生の出力先を、LAN上の他の機器に飛ばす(ストリーミング再生)というもの。
PCやiPhoneなどで動画をすでに再生できたとします。その出力先を他の機器にすることができるわけです。
ホームシェアリングとは異なり、受け手は一方的に送られる信号をただ受け取るだけって感じです。

Airplay_2


AirPlayの受信側になるハードウェアは、種類が限られています。
音だけならいくつか発売されているようですが、画像まで受信できるのは、現時点ではAppleTVだけ(だと思う)。
将来的には増えるかもしれませんが、現時点では、AirPlayはAppleTVがあってこそのものといえるくらいです。

また、現時点ではiTunesライブラリかPhoneやiPadのライブラリのコンテンツの再生が中心であるのはAirPlayも同じ。

ただ、こちらはiTunesのホームシェアリングと違い、AirPlay対応であれば送り手のアプリはなんでもいいのです。
現実に、iPhoneやiPadなどのiOSではいくつか対応アプリが出ていて、たとえば純正のYouTubeの動画をiPhoneで再生して、AppleTVに飛ばすこともできます。

 

以上が、私が理解しているAppleTVの位置づけです。
じゃあ、いったいどうすればいいのか、ってことですね。

以上の理解でいえることは、DLNAサーバーのH.264動画をAppleTVを通じてREGZAで観るためには、

1.動画ファイルをiTunesライブラリに入れることができれば、ホームシェアリングでもAirPlayでもOK
2.iTunesライブラリに入れなくても、DLNAサーバーにある動画を再生でき、かつAirPlay対応のPC・iPhone用アプリがあればOK

っていうことになりますね。

 
自分としては、2.の手段のほうがいい。
PCを起動する必要がないし、面倒なiTunesへの動画登録・管理作業も要らないから。

DLNAサーバーにあるH.264動画をiPhoneで再生する方法としては、以前から「Media Link Player Lite」を試しています。

Medlinkicon

 

Medlinklist

DLNAサーバーであるHVL1-G1.0Tのなかのメディアを再生できます。

動画は、MP4だけです。

アップデートによって、AirPlayに対応していました。

Medilinair

「おお~、これは!」

期待に胸が膨らんだんですが・・・

 

残念ながら、飛ばせるのは音声のみでした。

 

Media Link Player Liteから試したのは、PCを立ち上げる必要がないからです。

他にもこのようなアプリがないかと、いろいろ探したのですが、映像まで飛ばせるアプリは見つかりません。

結局、PCレスでDLNAの映像をAppleTVを通じてREGZAで再生する方法は、探せませんでした。

しょうがないので、PC使用を前提とした方法を試します。

わかりやすいのは、単純にDLNAの動画をiTunesライブラリに登録することです。

これで、ホームシェアリングもAirPlayもできるようになるはずです。

登録自体は、動画データのアイコンをiTunesのライブラリウィンドウにドロップするだけです。

試しに、720p、4000kbps、H.264のMP4動画(MediaCoderでエンコード)を登録してみました。

PCのiTunesで当然、再生できます。でも、私の環境(Core2Quad、WindowsXP)だと、スムーズに再生できません。

そして、AirPlayで出力先をAppleTVに切り替えてみると・・・

なんとか、出力できました。

 

Playok

PC側では、こんな画面になります。

 

ちょっと、早送りをしてみると、

Hayaokuri

AppleTVは読み込みに時間がかかります。

じれったい。 

しまいには止ってしまったりもします。

そのとき、PCにはこんなアラートが…

Err_2

 

重いMP4ファイルを早送り・巻き戻しはキツイですね。

軽いファイルだったら、いいんですが・・・

とにかく、単に再生する分には問題ないのですが、早送りなどの操作ではとにかく遅い。

1時間を超えるような動画の鑑賞で、早送りなどをしないことは、まずありません。

これじゃ、ちょっと使えないですね。

アップルが配信するビデオは同じ720pなのにとてもスムーズですので、うまくエンコードすればいいかもしれませんけどね。

 

以上はAirPlayを使った場合。

ホームシェアリングではどうか?

ホームシェアリングのほうは、デコード作業はAppleTVが行うのでもっとスムーズにいきそうな期待が持てます。

 

Remote

AppleTVの操作は、iPhoneアプリ「Remote」で行えば楽です。

結果としては、AirPlayよりもスムーズに再生できました。

早送りも、実用にはなりそうです。

やはり、AppleTVが動画のデコードなどの作業を引き受けるからでしょうか。

 

一応、これでDLNAサーバーに貯めたH.264動画をAppleTVを使ってREGZAで鑑賞する方法ができたのですが(ただ、確認した程度ですが)、頻繁に使うかどうかは、正直なところ、微妙です。

この方法、面倒なんです。

まず、iTunesライブラリの登録・管理が面倒。

ドラッグアンドドロップで登録できるといっても、チェックをはずしたりするし、ジャンル分けのためにインデックスを付けたりする手間もかかりそう。

もう1つは、AppleTV側でのホームシェアリングの設定が面倒。

わが家では、常時は妻のアカウンでシェアさせざるをないので、私が使うときは、ホームシェアリングするアカウントを切り替えなければなりません。

切り替えが終われば、iPhoneアプリ「Remote」を使えるので快適なのですが、設定過程では、あの使いづらい「Apple Remote」を使わざるをえないことがあります。

Homeshear

苦痛です。

また、そもそも、結局PCのiTunesライブラリに登録するのであれば、DNLAサーバーにファイルを置いておく意味はありません。PCで共有できるディスクに入っていればいいだけです。

さらにいうと、PCを立ち上げて、PCをサーバー化することまで視野に入れるのであれば、AppleTVに頼らなくてもREGZAで再生できる方法がありそうです。

これからもH.264動画をREGZAで再生する方法を探っていきたいと思いますが、少なくとも現状では、わが家の環境でH.264動画をLANDISK AV HVL1-G1.0Tに置いておく意味はほとんどない、といえるでしょうね。


 

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コメント

別記事の「「これは使える!iPhone4S+AppleTVでDLNAサーバーのH.264動画再生!!」
のほうはご覧なりました?
iPhoneを4Sにしたら、AirPlayで楽に再生するようになりました。

iOS用のネット動画アプリはいろいろ試しましたが、NasViPのことは、初めて知りました。
 
今度、インストールしてみます。

投稿: katchie | 2012年6月23日 (土) 00時43分

NasViPの最新バージョン(3.0?)で
AirPlayでNas(DLNA Server機能付き)のH.264の動画再生出来ましたよ。
なかなか快適です。

投稿: nanamaru | 2012年5月21日 (月) 14時33分

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